Appleを騙る偽メールにご用心

今日は、アップルを騙った偽メールが届きました。




 さて、このメールも何となくアップルからのメールのように見えますが、危険な部分は「~と考えられる場合は、Apple IDでパスワードを~」の部分でApple IDがリンクになっていますが、この部分が偽リンクになっています。
 下の方のリンク、「Apple ID|サポート|プライバイシーポリシー」の部分は、本物のリンクです。

このメールの偽リンクの見破り方:
 今回のメールでは、ドメイン名を確認することで、偽リンクだとわかります。文書中の”Apple ID”にマウスオーバーすると、”http://supports-appleid-apple.online/”となっていて、下の方にある”Apple ID”をマウスオーバーすると、”https://appleid.apple.com/”になっています。
 基本的に、アップルのサイトの場合、URLの末尾がapple.comではない場合は疑ったほうがいいと考えてください。そして、もう1点。URLの始まりの部分が本物は”https:”ですが、偽リンクは”http:”です。https:はセキュアサイトになっています。現在、大手の会社のサイトはほぼ全てがhttps:になっているはずです。このような部分からも疑うことが出来ます。

 パソコンでは、マウスポインタてこれらの情報を確認することができますが、スマートフォンやタブレットでは確認できないので要注意です。

引っかからないようにするには?
 ウイルス対策をインストールしてあれば、クリックしたとしても警告表示をおこなってくれる可能性が大きいです。でも、インフルエンザのウイルスと同じで絶対ではありません。
 オススメは「リンクから入らない」という癖をつけることです。今回の場合であれば、iCloudのサイドにダイレクトに入ることです。常に、ブラウザのお気に入りまたは検索結果からiCloudに入るように心がけることです。



船橋の頭脳
Lightning Brains

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