HTMLの見出しとは?

「見出し」でドキュメントを構造化しよう!
 クローラー(ロボット)があなたのサイトのドキュメントを読み込んで、適切なキーワードを抽出してくれます。その時にドキュメントが適切な構造化を行っていると、より効果的にキーワードやキーワードの重みを検索エンジンに与えることができます。


 ドキュメントの構造化って何でしょう?構造化とか言われると難しそうに聞こえますが、文章の章立てと同じです。HTMLでは見出しと言い、hタグを使って表すことができます。そして、このhタグは文章の章立てと同じように”深さ”を表すことができます。

hタグの記述
<h1>~~~~~~~</h1>
上記の”1”の部分が深さになり、1~6まで指定できます。上記は”1”なので一番上位の見出しとなります。

ココで注意しなくてはならないのは、順序構造を正しく記述することです。

例:ホームページのデザインについての説明
<h1>より良いページのデザインについて</h1>
 <p>より良いページとは何でしょうか?</p>
 <h2>パソコン向け</h2>
  <h3>ページレイアウト</h3>
  <p>パソコン向けのレイアウトは~</p>
  <h3>アイキャッチ</h3>
  <p>パソコン向けのアイキャッチは~</p>
 <h2>スマホ向け</h2>
  <h3>ページレイアウト</h3>
  <p>スマホ向けのレイアウトは、パソコンとは異なり~</p>
  <h3>アイキャッチ</h3>
  <p>スマホでは~</p>


 上記の例では、「良いページデザイン」が大見出しで、その中にパソコンとスマホの2つのテーマが2番目の見出しとして存在しています。パソコンとスマホではユーザインターフェイスの点からページデザインを考慮しないとならないので、それぞれの中でページレイアウトやアイキャッチについて述べられています。

 このように、構造的に正しい順序とすることと、より上位の見出しが上位のテーマを意味するようなキーワードを配置することが大切です。そして、必ず<h1>のレベルから記述を開始して、見出しレベルは順番になるようにしてください。

 また、このような構造を取ることでお客様にもわかりやすいページを作成できるようになります。特に、会社概要・沿革などのページではしっかりした印象を与えることができます。




船橋の頭脳
Lightning Brains

 

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