ページが検索されるキーワードを意識しましょう

 検索ロボットがあなたのページに巡回してきたら、彼はそのページのHTMLを解析してキーワードを取得し、インデックスに登録してくれます。
ココまでは理解できているかな?(「這いよれ!ロボットさん」「HTMLの基本」を参照)

 では、実際にインデックスに登録されるキーワードの配置について今回はお話しましょう。


 基本的にキーワードは、1つのHTML文章(ページ)の中の、<meta>タグ、<title>タグ、ページ本文の中に設定します。気をつけてもらいたいのは、ページ毎に適切なキーワードを設定する必要があるという事です。
 どういう事かと言えば、検索エンジンで何かを検索して目的のページを探し出す時の事を思い出してみてください。例えば「マクドナルド 船橋」と入力すると、船橋の駅を中心とした店舗の情報が検索されますね。

検索エンジンは、マクドナルドのトップページではなく船橋に関するマクドナルドのページを検索して表示しています。

 つまり、ページ毎に適切なキーワードを配置しないとお客様の検索に対して適切なページを表示できないと言うことを示しています。

 もし、あなたが小さい子供向けの安全な木製玩具をWoody Toy'sとして販売していたとしましょう。取扱商品は多岐にわたり、ネット通販と実店舗を1件持っていた場合どの様なページ構成になるでしょうか?ネット通販のページがあり、実店舗の案内ページは別に作ると思います。個々の商品の詳しい説明は、1つ1つのページにするでしょう。これらの個々のページ毎に適切なキーワードを配置しなければなりません。

では、仮に「ネット通販」と「実店舗案内」、「きかんしゃの商品詳細」のページを考えてみましょう。

<title>タグは簡潔なものが好まれます。
「ネット通販」は、"Woody Toy's ネット販売"
「実店舗案内」は、"Woody Toy's 船橋本店"
「商品詳細」は、"Woody Toy's きかんしゃ"
の様に、そのページが何のページなのかをイメージできるようなタイトルを与えます。

<meta>タグは実際に表示されないので、必要なキーワードのみを配置します。
「ネット通販」は、"Woody Toy's,通販,安全木製玩具,全国配送可 "
「実店舗案内」は、"Woody Toy's,船橋本店,"
「商品詳細」は、"Woody Toy's,きかんしゃ,きゃくしゃ,千葉県産木材"
この<meta>タグにはいろいろ詰め込みたくなりますが、最小限にするようにしましょう。特に同じ言葉を連呼するのは気をつけたほうがいいですね。スパムページだと判断されるとやっかいです。

ページ本文
 あまり長いとお客様が最後まで読んでくれないかもしれません。適切な文書量と情報量を心がけましょう。もし、まとめられる情報がある場合は単独のページに分割するなども考えられます。例えば、「当店で扱う商品には、有害な有機溶剤は使用していません。。。」と言うような詳しい説明部分ですね。
 また、写真のファイル名も検索キーワードとして利用されますので、写真を貼る場合は、写真のファイル名を具体的な名称としたほうがいいですね。スマホやデジカメで写真を撮ると、"IMG_20170919_114325.jpg"の様なファイル名になりますが、例えば「きかんしゃ」の場合は、"きかんしゃ_きゃくしゃセット.jpg"のように具体的な商品名とした方がいいでしょう。

最後に、お客様が実際にどの様なキーワードで検索するのか?
お客様目線で考えてみてください。
あなたのページがお客様に届きますように。


船橋の頭脳
Lightning Brains

 

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