オフィスのWi-Fiルーター、セキュリティ設定してますか?

小規模な店舗・オフィスでも最近ではWi-Fiを利用しているところも多いと思います。
有線ではLANケーブルを引き回さなければなりませんが、Wi-Fiルーターがあれば電波さえとどけば自由にパソコンやタブレットをネットワークに接続できますから。

 そんな便利なWi-Fiルーターですが、セキュリティ設定をしないと自社ビジネスを危険にさらす様なことにもなりかねません。どのようなリスクがあるのか、下記に上げてみました。

Wi-Fiルーターにセキュリティ設定をしていないと。。。

→まず、悪意のある人物がオフィスに入り込む可能性がある。
・・オフィス内の他のパソコンやタブレットから重要な情報が盗まれる
・・金融関係の情報、クレジットカード番号などから不正送金される
・・・→ 金銭的被害の発生!
・・顧客の個人情報を勝手に利用される
・・・→ 顧客の信用を失う、
・・・→ 最悪の場合情報漏えいで訴えられる可能性も

→他の犯罪の踏み台にされる
・・フィッシング・メールなどを送り出す拠点にされる
・・振り込み詐欺などの隠れ蓑にされる
・・・→ ある日突然、警察の捜査が入る
・・・→ 営業できない、不評被害などの発生

ざっと考えただけでも、このくらいのことは発生する可能性があります。

でも、Wi-Fiルーターの設定とか難しそう。。。
専門の人じゃなくてもできるの?
 → できます!

簡単!Wi-Fiルーター設定

1.Wi-Fiルーターの設置場所
まず、Wi-Fiルーターそのものを手が届きづらいところに置きましょう。できれば見えづらい所のほうがいいですね。
Wi-FiルーターはLANケーブルで接続されているので、そのLANケーブルに簡単にアクセス出来ない方がよいです。

2.Wi-Fiルーターのパスワードの複雑さ
英文字の大文字と小文字、それに数字と記号が入った12文字以上のパスワードをオススメします。
また、何年も同じパスワードにしておくのではなく、定期的に更新しましょう。

3.高度な暗号化方式の選択
WEPは使わないでください。WEP2あるいはWEP2-AESを使うようにしましょう。
また、ルーターのファームは定期的に更新を確認しましょう。

4.ステルスSSID
スマホのWi-Fi設定を開くと、周辺のWi-Fiが出てきます。つまり、誰でもどこかにWi-Fiルーターがあることがわかります。この機能をストップしてWi-Fiの名前がわからないようにします。

5.MACアドレスによるアクセス制御
パソコン、スマホ、タブレットなど1台1台にMACアドレスという番号が振られています。この番号以外の端末は繋げられないようにします。

6.使わない時はルーターの電源OFF!
これから、お盆でお店が1週間休業される方いませんか?電波はお店の外まで届きます。お店に人がいないので悪意がある人はその周りでアタックし放題ですね。
使わない時はOFFにする、と言うのは悪意がある人にとって効果があります。


ココに書いたのはWi-Fiルーターのセキュリティを高めるための簡単な方法です。
でも、これらを徹底することで、あなたのお店・オフィスのWi-Fiルーターのセキュリティは飛躍的に向上するはずです。


わからないコトは、ご相談ください。
船橋の頭脳、Lightning Brains

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